美しい自然に囲まれながらも程よく栄えた街ケロウナはカナダの内陸部で冬も比較的温暖で住みやすい気候が人気の街です。
オカナガン湖を中心に多くのビーチがあり、カナダ国内に限らず多くのアメリカ人がサマーバケーションに訪れる地でもあり観光業で栄えています。
そんなケロウナには多くのローカルカフェがあり、カフェ激戦区となっています。今回はそんなケロウナの観光客にはあまり知られていない穴場カフェを3つ紹介しましょう。
1. Bike Shop Cafe & Catering
1998年に創業し、地元の新鮮な旬の食材を活かした食事や特性のブレンドコーヒー、昆布茶などのオーガニック飲料など「Trust meal(信頼のできる食事)」と呼ばれるに足る常に美味しく健康的な食事を提供し続け地元で愛されているカフェ。
元々はここは自転車屋さんとして知られていた場所で、店内の壁には地元のお客さんによって寄付された歴史を感じさせる自転車が飾られています。公共交通機関があまり充実していないケロウナにはサイクリストが非常に多く、長く滞在するのであれば1台は持っていると便利です。
2. CHAIBABA(チャイババ)
世界中から有機栽培の茶葉、ハーブ、香辛料を調達しブレンドしたチャイラテが推しのカフェ。
他にもお茶グッズの取り扱いや茶葉などの購入もできます。スピリチュアルな雰囲気の店内がチャイティーと見事にマッチしています。
店内は狭く基本的にはテイクアウトになりますが、近くのビーチや公園を散歩しながらチャイラテを楽しむのも良いですね。
主なメニューはチャイティー、抹茶、そしてティーにスティームミルクを加えたFog(フォッグ)などがあります。
3. Sprout Bread(スプラウト・ブレッド)
2018年にオープンしたばかりのベーカリー&カフェ。
天井高くから差し込む外の光とコンクリートの床、白いかべと木造のカウンターが見事にマッチした店内に50席ほどあり、オシャレでゆっくりした空間にはグループで談笑できるテーブルも多いので家族や友人を連れて多くのお客さんが足を運びます。
フランス式の酵母を含まないオーガニックの美味しいパンやペストリーをメインに、グルテンフリー思考のニーズにも対応している特別なベーカリーカフェは朝から大忙し、カフェ料理も提供しているので朝ごはんやランチにもおすすめです。
近年コーヒーにも力を入れており、お店を拡張してコーヒーBarのスペースが設けられています。
ビジネス目線から見ても「カフェ激戦区」であるケロウナでは、コーヒー単体で生き残っていくことはかなり難しいですが、様々な切り口からカフェに付加価値を付け、地域コミュニティーを大切にしながら共存しているのは素晴らしいですね。
この記事を初めて書いた当時は穴場として紹介していましたが、近年の人気ぶりからしても間違いなくケロウナを代表するカフェの一つに数えられるでしょう。
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