メルボルン観光では欠かせない、おしゃれな街の散策。特にその魅力を引き立てているのがレーンウェイという細い路地や個性的なお店が軒を並べる賑やかな通りだ。レーンウェイはストリートとストリートの間にある細い路地のことで、小さなお店が集まる路地もあればウォールアートという壁絵が盛んな路地もあり、様々な通りは歩く人をいつもワクワクさせてくれる。
![ホジャー・レーンのウォールアート紹介](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/B8A1C820-6E96-4B66-BD18-8F656F17C84C.jpeg)
ストリートアートの盛んなメルボルンでは観光客も多く集まる有名なウォールアートの路地がいくつもあるのでそこも含めて紹介していこう。
Degraves St.(デグレーブス・ストリート)
![フリンダース駅から見たデグレーブス通り](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/44FA051F-8A4D-48E7-B338-F69296D3E6DE-scaled.jpeg)
フリンダース駅のすぐ向かいにある歩行者天国となっている通りで、カフェ通りとしても有名。
イタリア系移民によって広まったとされるコーヒー文化もここの通りを中心に広まったとも言われており、多くのカフェが店外にパティオを出して賑わっている。
またビクトリア産のものを集めた地元のお土産やさんや、メルボルン発祥のバックパックブランド、「CRUMPLER(クランプラー)」というお店がある。
![デグレーブス通り](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/8252AF8E-B104-45A1-B698-50251E529D8F.jpeg)
Centre Place(センター・プレイス)
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/36A9F172-5833-4755-B135-34DAE93BC06B-scaled.jpeg)
デグレーブス通りのすぐ向かいにある小さな通りで、ここにも様々な飲食店が所狭しと並んでいる。
狭い通りの一部にはウォールアートも見られ、どこかハリーポッターのダイアゴン横丁を感じさせる独特な雰囲気に包まれている。
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/9E471316-A8B4-45B1-B67A-CC5B2336EA0A-scaled.jpeg)
![AIX on Centre place](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/46479450-2197-4F4F-99BF-F6726A85D576.jpeg)
AIXというカフェのボリュームたっぷりなクレープ($10)が美味しい。
Hosier Lane(ホジャー・レーン)
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/04/3DFC5592-8C23-4697-968D-F64505876032-scaled-e1619414333929.jpeg)
メルボルンで一番有名なウォールアートが盛んな路地。壁絵は頻繁に上書きをされる為、その時々で見れるアートが変わるのが面白く、多くの観光客で普段から賑わっている。
過去にエド・シーランという世界でも有名なアーティストのライブがメルボルンで行われた時に、彼がゲリラライブを開催したこともあるとか。
![Hosier lane wall art](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/4D7D41BD-674F-41B2-8A82-6135477AE621.jpeg)
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/3D181E90-030C-460E-8431-50027EFE0AB7-scaled.jpeg)
(アーティスト活動を夜通しして疲れて寝ているのか、ホームレスの方かはわからないが生きているのは確かなので安心してください。笑)
AC/DC Lane
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/98261404-0EE0-4BAE-8E28-C12E35339F23-scaled.jpeg)
Hosier Laneはどちらかというと落書きのそれに近いものが多く混ざっており、ごちゃごちゃしている印象だが、AC/DC Laneはどこか落ち着いていながらも手の込んだ多くのウォールアートが存在する。
(個人的にはAC/DC Laneが一番クオリティが高い気がします。)
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/EBDF65E0-4B16-46E7-957B-8ABC0DE472CB-scaled.jpeg)
上の写真の様な規模のアートは場合によっては市や企業から依頼されて描かれることもある。
![壁に描かれた少年が地面に絵を書いているアート作品](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/03F53840-40E9-4119-9939-D08854810A5F-scaled.jpeg)
まるで壁に描かれた少年が飛び出て絵を書いたかの様に見える作品。
![Union lane wall art street.](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/680524F7-0943-4DDB-8F8D-2C5CA391D5E6-scaled.jpeg)
どことなく不気味ながらも何かを訴えかける様な作品など、様々なコンセプトで描かれたウォールアートが楽しい。
Union Lane(ユニオン・レーン)
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/44DE8FDF-CF8F-45C1-B886-43D0606B8CD3-scaled.jpeg)
シンプルな一本道で、アートというよりも落書きだらけの通りと言った方が似合うかもしれないが、海外の雰囲気は十分に味わえる。
(筆者がメルボルンで初めて通ったウォールアートの路地だったのですが、当時はスプレーの匂いの充満した異様な雰囲気にソワソワしながら通ったのを覚えています。)
人通りの多い通りの間にあるので特に心配せず通れます。
Queen St.(クイーン・ストリート)
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/816256F0-3ED7-4CC8-9024-117C44462905-scaled.jpeg)
メルボルン市民の台所『クイーン・ビクトリア・マーケット』のすぐ横を通るクイーンストリートの角にもストリートアートの通りがある。市場で買い物をしたついでに少し覗いてみるのも良いかもしれないが、写真でもなんとなく伝わるかもしれないが、人っ気があまりないところなので心配な方は一人ではあまり行かない方が良いかもしれない。
![](https://www.sobtravels.com/wp-content/uploads/2021/05/01BC5D6C-0348-44EC-8FC3-0C34A7970F2A-scaled.jpeg)
メルボルンの路地裏さんぽはいかがでしたか?紹介した通り以外にもまだまだ素敵な通りや路地がメルボルンの街の中にはあります。また意外と知られてない様なおしゃれな隠れたお店なんかも路地裏にあったりするので是非散策して見てください。ちなみに今回ウォールアートの通りも多く紹介していますが、グラフィティ行為はどこでも行って良いわけではなく、一部の通りや建物など市に許可された場所でのみその活動を許可されています。歴史的な建築物と近代アートがしっかりと管理され調和を保っているのもメルボルンの魅力なのでしょう。
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