『カナダ』VS『オーストラリア』留学するのに迷ったら?

留学するならどこへ

今回は留学についての話ということで「失敗しない留学先選び」編(Part2)やってきます。

早速ですが、ワーキングホリデーで特に日本人から人気の国といえばやはり、オーストラリアカナダが出てきますよね。

暑いか寒いかの違い(僕が勝手に留学前に持っていたイメージ)だけでは語れないこの2つの国選びが実は思わぬところで自分の将来に関わってくるなんてこともある。

ということで、きっとこの記事を読んでくれてるそこのあなたの留学先候補を決める参考になればと思います。

ではまずはそれぞれの国のメリットとデメリットを見ていきましょう。

オーストラリア留学

オーストラリアのメルボルン留学

日本で最も人気な留学先の一つですね。多文化で温暖、治安も良く住みやすいと評判で、僕も初めての留学先はオーストラリアでワーキング・ホリデーを利用し2年間滞在しました。<1年目にブリスベン、2年目にメルボルン>

語学学校(初めの4ヶ月間)

メリット・治安が比較的良い
・給料が高い(2021年最低賃金$19.5程)*筆者が留学していた時は$18程
・豊かな自然と都会の調和
・住みやすい気候
・WHビザで最長3年滞在できる
・他民族国家で多彩な文化を持つ(留学生の受け入れに慣れている)
・水道水が飲める(日本では当たり前ですが、世界で水道水が飲めるのはほんの数カ国だけ)
・学生ビザでも決められた時間内であれば就労可
デメリット・物価が高い(コンビニで500mlのコーラを買おうと思ったら$3.9(350円程)。日本の物価の約2倍のイメージ。)
・紫外線が日本の6〜7倍*地域による
・水不足問題*地域による
・オーストラリア英語の訛りに苦戦するかも?
オーストラリア留学のメリットとデメリット

物価の高さを指摘しましたが。最低賃金は年々上がっており、現在(2021)は最低時給がほぼ$20に近づいているのでワーホリなどで仕事をすると逆に貯金ができちゃうくらい給料は良いです。

また学生ビザでもアルバイトが認められているのでお金の心配はあまりないですね。

(ちなみに留学してお金を稼ぎたいって人はタスマニアという地域のブルーベリーファームで月100万円稼いだなんて話もあります。)

地域によって異なりますが、筆者が初めて留学したブリスベンでは冬でも日中は半袖でいられるほど暖かく、夏場も湿度が低いため日本のようなジメジメした暑さが無くとても過ごしやすかったです。

またオーストラリアはビーチが非常に多いので夏場の海水浴やサーフィンなどにも最高です。(紫外線がほんとに強いのでサングラスや日焼け止めは必須。)

筆者が住んでいたブリスベンとメルボルンに関しては長くなってしまうのでまた別の記事で都市別の紹介をします。

カナダ留学

カナダのバンクーバー留学

筆者がまさに現在住んでいるのがここカナダ。ワーキングホリデーを利用し、最初の1ヶ月だけバンクーバーで生活しその後はケロウナという街を拠点に生活中。かれこれ4年ほどいます。

メリット・豊かな自然と都会の両方を楽しめる。
・多文化で差別などが少ない。
・カナダ人の多くは日本人には馴染みのあるアメリカ英語を喋るので聞き取りやすい。
・レストランで働くとチップでかなり稼げることも。(1日にチップだけで$100稼げることも)
・治安は良い方。
・永住権が他の国に比べて取りやすい。
・アメリカの国境が近く旅行に簡単に行ける。
・基本的に水道水は飲める。*地域による
デメリット・税金が高い。(基本的に消費税5%+州税6%〜約10%など他にもいろんなTaxがあります)
・チップ文化によって外食費用が高くなる。(13%〜20%目安)
・日本との時差がすごい(地域や季節によって変わるが大体ー15時間)
・紫外線が日本の6〜7倍*地域による
・冬は地域によるが極寒(地域によっては−20°を下回るところも普通にある…)
・マリファナが合法(これは日本人に当てはまるものというわけではないので注意)
カナダ留学のメリットとデメリット

冬は極寒、マイナス世界での生活に不安をイメージする人も少なくないでしょう。

実際には暖房設備がかなり整っているので生活はそこまで心配ありません(外出の際は厚手のアウターは必須)。

またカナダには多くのスキー場があるのでウィンタースポーツが好きな人にとっては天国です。

そして海外好きの多くが一度は憧れる国アメリカがバスや電車で行けてしまうのも大きな魅力。

物価は旅行者にとっては日本より高いイメージですが(特にチップの支払いによる外食費用は高い)、しかし裏を返せばワーホリなどで働きながら暮らす人にっとってはチップ文化は魅力的。

最低賃金は州によっても異なりますが、BC州は2021年で$14.8となっており大体一年毎に1ドルくらい上がってます。

注意する点としては2018年にカナダではマリファナが合法化しており、大麻の専門店が堂々とお店を構えてます。

つまりタバコと同じ感覚でマリファナを所持している人もいるということは頭に入れておきましょう。

条件別アドバイス

1.留学期間を限定している場合

基本的には好きな国へ行くのが良いと思います。

ただし留学をしていると心変わりが起きるケースが割とあります。

オーストラリアのWHはセカンドVISAを取得することができますが、その際に農業など国が定めた職種と日数(約3〜4ヶ月)働く必要がある為、語学学校などにも通った場合は最初の1年のスケジュールがかなりタイトになる可能性があります。

ファームに行くタイミングがギリギリになると場合によってはセカンドVISA申請ができないこともあるという点が注意。

2.英語力に自信がない

英語力にあまり自信がない場合、現地のレストランやカフェで雇ってもらえる可能性が低くなります。

そうなると初めは働き先がジャパレス(日本食レストラン)になるケースが多くなるのが現実です。

このジャパレスで働く際に、カナダでは大きなメリットがあります。

それがチップによる収入です。

カナダでは飲食店でサーバー(ホールスタッフ)として働くことで基本給にプラスしてチップをもらい収入を増やすことができるので、ジャパレスで接客英語を身につけながらしっかりとお金を稼ぐことができるのは大きな魅力と言えます。

逆にオーストラリアの日本食レストランは低賃金(近年減ってきてますが、違法で最低時給以下で雇用されるケースもある)で働くことになる場合も多く、もちろん全てがそうではないのですが条件が良いところは少ないイメージがあります。

2カ国以上の留学を視野に入れているなら、まずはカナダで英語の接客スキルを学ぶのは賢い選択かもしれません。

3.永住がしたい

ひと昔前と違い、オーストラリアでの永住権取得はかなりハードルが高くなっており、VISAの取得はかなり難しくなっています。

反対にカナダではまだ比較的外国人に永住権を出しており、ワークVISAなども比較的におりる可能性が高いです。

海外で永住を目指すなら、カナダでチャレンジする価値は十分にあるように思えます。

中には両方の国を見てみたいという人ももちろんいると思います。その場合は、永住権の取りづらいオーストラリアを先に留学先として選ぶのが良いかもしれません。

どちらにしてもどの国もワークビザや永住権の申請は年々徐々に敷居が高くなってる傾向にあることは頭に入れておきましょう。

まとめ

ブライトン・ビーチのサンセット

百聞は一見に如かずということわざがありますが、渡航してから実際に体験しないと分からないことは本当に多いです。

カナダとオーストラリア、どちらも本当に良い国なのは間違いありません。

あくまで経験上の話ですがカナダ留学のメリットはぶっちゃけ無視できないものが多いです。

これをどのタイミングに持ってくるか、そこはあなたの目的次第になります。

まあ極論を言ってしまえば、本当に英語力がモノを言います。

どんな時でも英語力さえあれば選択肢は増え、どちらの国でもチャンスを掴む機会が増えるのも事実です。

現に上記で書いた内容は英語力さえあれば解決することがほとんどです。(何も考えず留学まで至って失敗を重ねてきたからこそここは伝えたいw)

「ワーホリ期間中に英語を学ぼう」僕自信がそうだったからわかるのですが、正直この考え方はイケてなかった。。。

海外で働ける貴重な1年という時間を無駄にしないように準備をしておいてほしい。

それができればどちらを選んでも後悔しないと思います。

時間が経てば物事は変化していくものなので自身での情報収集は欠かせませんが、今回の記事があなたの素敵な留学をおくるための参考に少しでもなれば嬉しいです。

それではまた。

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